解体業者に引き取られたクルマはナンバーを外され、正式な廃車手続きがなされる。そして車輪、マフラー、エンジン、トランスミッション、バッテリー、サスペンション、ラジエーターが外される。車輪はタイヤとホイールに分けられ、タイヤは廃タイヤ業者に引き取られる。残る部品のうち、マフラーには排気ガスを清浄化するための三元触媒があり、高値で取り引きされる。触媒作用を促進させるためにプラチナ、パラジウム、ロジウムといった超高価な希少金属が使用されているからである。またエンジンに使われる部品や歯車などは自動車修理関連会社などに売却されていく。残る部品は鉄、銅、アルミニウムなどに分けられ、金属問屋に売却されていく。さらに問屋はこれを金属メーカーに売却する。こうしてクルマに使われた金属はリサイクルされる。