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ハエのようについてくる追走車

治安が悪いからといって、一介の旅行者を兵士がエスコートするというのもはじめての体験だった。イランという国からそんなことをしてもらう義理はなにもなかった。車は順調に進んでいた。十キロおきといった割合で検問所があり、兵士はなにやら書類を渡すと、そこにいた別の兵士が僕らのエスコート役になった。車がない検問所ではふたりの兵士がバイクに乗り追走した。この一帯はハエが多かった。窓を開けると、何匹ものハエが入ってきてうるさかった。

[参考]
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能代駅のホテル - じゃらんnet
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千代田区神田のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/130000/NO_100393/

しかし車の後ろからバイクでついてくる兵士もなんだかハエのように煩わしかった。エスコートはザヘダン市内に入ってもつづいた。バイクは白バイになった。乗っているのは兵士である。イランでは警察と軍は一体なのかもしれなかった。「いったい奴らはどこまでついてくるんだろうか」そんなことを思っていた矢先、バイクに乗ったふたりの兵士から、道の脇に停車しろという指示が出た。ちょうど道がロータリーになったところだった。