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ボタンダウンシャツを着なくなった

ドナルド・ラムズフェルド国防長官は、ブッシュ政権がイラクに対する軍事力行使を鮮明にするようになってからというもの、ボタンダウンシャツを着なくなった。代わりに、タブカラーシャツばかりを着るようになった。シャツの襟羽にループ状になったタブを付け、それをネクタイの下に回してボタンやホックで留めるものだ。ネクタイをしっかりとホールドし、なおかつ下から持ち上げるようにする。タイを細めに結ぶのが好きなひとに愛されるシャツだ。ボタンダウンシャツからタブカラーシャツヘ、という変化はラムズフェルドの何を表わしているのだろうか。タブカラーシャツを着るようになってからというもの、ラムズフェルドは淡い色のスーツを着ることも少なくなった。ネイヅイーに白のチョークストライプスなど、クラシックなダーツスーツ姿で記者団の前に登場するようになったのだ。彼はネオコンサヴァティヴ人脈のひとりとされるが、なるほどクラシックなスーツのほうが堅固さや安定感を醸しやすいのかもしれない。ただし、上衣のボタン位置が低くしかも2つボタンのため、タブカラーシャツが目立ちすぎるようにも見受けられるが、ラムズフェルドはそのスタイルを貫くつもりらしい。一方、ジョージ・w・ブッシュのスタイルは変わらない。襟の開き角度があまり広くないシャッーセミワイドスプレッドカラーと呼ばれるタイプで、袖口が折り返されて二重となったダブルカフス、そして色は白に限られている。そういえば、色の付いたシャツを着るアメリカの閣僚を見ない。トニー・フレア英首相がブルーのシャツを愛用し、ジャックーシラク仏大統領がチェック柄のシャツまで着るのとは大違いだ。例外はポールーウォルフォウィッツ前国防副長官(現世界銀行総裁)で、彼は薄いブルーのシャツにボルドー系のタイを締めて姿を現わすことが多くなつた。ラムズフェルド国防長官はタブカラーシヤツに変えたのに合わせて、それまでのボタンで袖口を留めるタイプから、カフリンクスで留めるダブルカフスにした。これもより重厚で、よりクラシックな装いだ。

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