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流行ということ

教育には既存のあるいは将来の社会に十分適応できる力の育成という重要な側面がある。社会の変化に無関心であってはならない。答申のとおり、「国際化」「情報科」等の「『時代の変化とともに変えていく必要のあるもの』(流行)に柔軟に対応していくこともまた、教育に課せられた課題」であろう。本稿は「不易」は常に「流行」を素材としてその中に核として存在するという意味で、「不易」と「流行」とは不可分であり、教育は両者を併せて一であると考えているが、「流行」の核たる「不易」に関する論の展開に重点を置いた。曽野綾子(作家)氏が指摘する「魂の教育怠ったつけ」(平成10年5月24日朝日新聞)をまずは克服すること、「豊かな人間性」に担保された判断主体の育成こそが急務であると考えるからである。なお、生徒の全てが把握しにくい若者群なのではない。しかし彼らの存在が諸問題のねじれを象徴すると考え、焦点をあて、論をすすめた。
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