真の「ラグジュアリー」とは「ラグジュアリー」を辞書で引くと、「ぜいたくなさま、豪華なさま」といった意味が書かれています。しかし、私の認識はやや異なります。豪華と言うと、えてしてダイヤが散りばめられて光っているとか、「価格的に高いもの」を連想しがちですが、私はたとえシンプルなTシャツ一枚でも、身につける本人がラグジュアリーだと思っていれば、そうなのだととらえています。つまり、そこに「自分にとっては最高に価値がある」という、使う人の思いが加わって初めてラグジュアリーと呼べるのではないでしょうか。もっと言えば、自分にとって素晴らしい時間をもたらしてくれるもの、それがラグジュアリーです。とはいえ、ラグジュアリーブランドは価格的に高くなるのが通常です。しかし、ただ単に高いわけではありません。素材の上質さはもちろんですが、何人もの職人がかかわっていたり、大変な手間がかかっていたりといった確たる理由があります。そして、ブランドのマークやロゴの後ろには、デザイナーの考えるライフスタイルや思いがしっかり込められています。そこにお客様は絶大な信頼を寄せてくださっているのです。